2009年5月のコラム一覧

PERCH長尾の知っ得!デザインビズ必読ポイント!

第1回:魅力的な広告写真を、3DCGで作るために必要なものとは?

広告に写っている商品はすごく魅力的に見えて、『ほしい!』と思ってしまいます。
先日も電車の中刷り広告を見ていて、そのまま電車を降りて電気店に行ってしまいそうになりました。

ではなぜこんなに魅力的に見えるのか?
自分で3DCGソフトというバーチャルスタジオの中で製品モデルを配置してライティングをしてみると、『どうも広告とは違う』、でもその理由がわからない。 皆さんの中にもこんな思いを持った方がいらっしゃると思います。 今回のコラムではこの謎に迫ってみようと思います。

このコラムですが、広告業界とデザインビズ業界のこと、仕事をより良くするための情報などをご紹介していこうと思います。

あらためまして、パーチの長尾です、よろしくお願いします。
もとはグラフィックデザインや画像合成といったクリエイターをしていましたが、前職ではその経験を活かしてデザインビズ事業の起ち上げや、デジタル化の推進、ビジュアル著作権の制度化などに携わってきました。 パーチはこんな経験やノウハウを1つの会社だけじゃなく、広告やデザインビズ業界に幅広く提供して、私たちにとまりに来てくれた方の翼を大きくするのが目的の会社です(パーチは「とまり木」という意味なんです)。

こんな形で撮影や画像合成の仕事にたくさん携わってきて、3DCGとは違いよりも共通 する部分が多いことに気づきました。 さっきの謎『広告写真は魅力的に見える』の答えもこのあたりにあるようです。

撮影スタジオのライティングは現実世界を再現しようとしている

真っ暗な撮影スタジオに置かれた商品に、ストロボをひとつずつ足していってライティングを作っていきます。 このときにカメラマンが気にするのは『現実世界の再現』『より自然に見えながらも商品の特徴や魅力を強調する』ということです。

『基本は1灯ライティング』。これは『太陽は1つだから』という現実世界に習っています。2つの方向から光を当てる時も不自然に感じてしまうのは人間として自然なことなんです。でも遠い遠い宇宙の彼方に太陽を2つ持つ惑星があったら、そこに住むカメラマンはきっと『基本は2灯ライティング』と言っているんでしょうね。 しかし1灯だけでは商品を魅力的に見せる『演出』ができない場合が多いので、1灯ライティングを基本にして、不自然に見えないようにストロボを追加していきます。

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ATA企画のmental rayビジュアライゼーションテクニック

第2回:詳しく知ろう mental ray

mental rayを実際に使ってみる前に、今回はmental rayにの中に入り込んだ詳しい話をしておきたいと思います。
じらすわけではないのですが、今までラジオシティなどを使用していたユーザさんなど、mental rayとはどういったレンダラーなのかを知ることによって今後作業していく上でアドバンテージになるでしょう。

mental rayは、独mental images によって開発され、レイトレース法をベースとして反射・屈折・グローバルイルミネーション(GI)・コースティクス・被写界深度・ディスプレイスマップ・他多数などをサポートする同社の主力製品です。
また、フォトンマップ技術により、光の物理的な現象を再現することが可能です。

mental rayは1989年から開発が続いており、最初にSoftimage|3Dが内部レンダラーとして統合しました。現在では3ds Max、Maya、AutoCAD、RevitなどのAutodesk製品にも搭載されています。
また、3Dソフトウエアに依存せずに動作するmental ray Standalone もあります。
マトリックス、スパイダーマン3など数多くの映画・TVなどでも使用されており、世界中で高く評価されているレンダラーです。

3ds Maxに完全に統合されているため、通常のスキャンラインを使用するのと同じ感覚でソフトウェアの違いを感じずに作業することができます。
作成したシーンをmental rayでレンダリングを開始すると、まずシーンデータはmental rayレンダリングエンジンに取り込まれ変換・再構築されます。その後にレンダリングが開始されます。
しかしながら、mental rayは3ds Maxに完全に統合されているためこれらの処理をユーザは気にせずに全て自動で行われます。
mental rayは3dsMaxを使用しているユーザには非常に使いやすいレンダラーなのです。

ata02_cubes.jpgmental rayは色々な効果をもたらすことが可能

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冨田和弘が斬る!建築ビジュアライゼーション業界

第3回:建築ビジュアライゼーション業務に必要な知識

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建築:アクアマリン福島 設計:日本設計
出典 http://www.copro.net/freephoto/
建築ビジュアライゼーション業務に必要な知識というとどんな事を思い浮かべますか?

「モデリングの際に図面が読める」、「建築のディテールを理解している」、または「レンダリングの際に仕上げの表現がわかる」等々、CG制作者にとって色々思いつくものがあるかと思いますが、この問いの答えとして今回のコラムはCG制作から少し離れて建築寄りの話をしてみたいと思います。
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