第7回:ArchiCAD13 と3ds Max Design 2010の連携
今回は、ArchiCAD13 と 3ds Max Design 2010の連携についてまとめます。ArchiCADから出力できる3Dフォーマットはいろいろありますが、実用に耐えられるのは3DSとOBJの2つです。
| ポイント |
3DS |
OBJ |
| マテリアル |
標準マテリアルとして読み込まれる |
標準マテリアルとして読み込まれる |
| オブジェクト構成 |
出力時オプション設定可能 |
出力時オプション設定可能 |
| レイヤー |
未対応 |
未対応 |
| リンク機能 |
なし |
なし |
| その他 |
出力オブジェクトのポリゴン数が65,535を超えると自動的に分割される
扱える名称は半角10文字まで
|
レイヤ名とマテリアル名の日本語不可 |
第8回:海外の建築ビジュアライゼーション事情
年も明け1ヶ月が過ぎてしまいました。遅くなりましたが、皆様、明けましておめでとうございます。
本年も引き続き本コラムを宜しくお願いいたします。
さて本題です。みなさんは海外の建築ビジュアライゼーションの実情をどの程度知ってますか?ネットに掲載されるコンテストのCGや、もっと身近では中国の話なんかを見聞きされてるんじゃないかと思います。それらを見聞きされてどの様に感じていますか?
技術的なレベルの高さを感じて身を引き締めていますか?「大した事無いな!」と自信を深めてますか?「ほー、海外の連中はすごいなー」と、一傍観者の立場で見てますか?自身の業務に直接影響することとして肌に感じている人はいますか?
私はというと自身の業務に直結する身近な問題として捕らえ、業務上上手く付き合えないかと考えたりしています。
大成建設時代に遡れば、その付き合い方をずっと模索してきたと言えます。これまで海外(特に中国)の建築CGがあまり自身の仕事に影響が無かった方は、今後のワールドワイドでの建築ビジュアライゼーションの動向を頭に描きながら今回は読み物として楽しんで下さい。影響の有った方は今後の海外CGとの付き合い方を考えながら読んでみて下さい。という訳で、今回はこれまでと若干趣向を変えて海外の建築ビジュアライゼーションの様子を私がお話しできる範囲でお話ししたいと思います。
海外というと何処を想像しますか?
海外と言っても範囲は広くそれぞれのお国柄で趣が異なりますが、みなさんは海外の建築CGというと何処が頭に浮かびますか?アメリカ?ヨーロッパ?それとも近隣のアジア諸国?北米やヨーロッパの事情で言えばリアル系のパースが幅をきかせてきているようです。
海外のサイトでのコンテスト等を見ても明らかですし、知り合いからそのような話も聞いています。特にコンテスト等で見られる物は自然物(樹木、芝等)もフル3DCGでやっているんだろうなと思わせる物が多くあって、これを業務のフィニッシュワークに用いることが出来ているとしたら凄いことだと思います。
私が肌で知っている海外事情というとインターナショナルな設計コンペになりますが、コンペの世界では様子が違います。リアル系では無く私が再三お話ししているコンセプト系の表現が大多数を占めるようになります。つい先日、インターナショナルコンペ(中東に計画されるInterContinental Hotel)にD4m設計さんと共にチャレンジしました(共同設計の名の下に参加しているので、私の建築家デビューです(笑))。結果は見事玉砕しましたが、HPで公開されたSecond PrizeとThird PrizeのCGから海外のコンペにおける建築ビジュアライゼーション事情を垣間見ることが出来ました。
このコンペ参戦記は次回に譲るとして、今回の中心はアジアの建築CG事情です。