第9回:海外の建築ビジュアライゼーション事情 その2
前回のコラムで海外の建築ビジュアライゼーション事情、とりわけお隣の中国のお話しをしました。圧倒的な人員と価格でせまるアジア諸国のCG事務所に対して私たちが今考えるべき事は何か。私が関わりの深い中国のCGを例として、この辺りを今回の題材にしたいと思います。
前回は中国CGの良い面を挙げましたが、長く付き合ってくるとネガティブな部分も見えてくるようになります。このネガティブな部分(ネガティブに見える部分)を題材にして、私たち日本の建築ビジュアライゼーション制作者が何を考え、どの様な行動を起こすべきかを考えてみたいと思います。
価格に関してのアドバンテージが無くなっている事は良い事ではありますが、痛し痒しといったところです。日本の建築CGの制作状況からいえばパースの価格の殆どは人件費です。設備投資は大した比率になりません。日本が世界でも有数の人件費が高騰している国である事から考えれば、中国と価格が変わらないといういう事は別の意味で異常事態です。
前回は中国CGの良い面を挙げましたが、長く付き合ってくるとネガティブな部分も見えてくるようになります。このネガティブな部分(ネガティブに見える部分)を題材にして、私たち日本の建築ビジュアライゼーション制作者が何を考え、どの様な行動を起こすべきかを考えてみたいと思います。
価格について
価格的な魅力は薄れつつあります。これは中国の価格が高騰した訳でなく、悲しいかな日本のCG制作に関する価格が下がった事が要因です。勿論、味をしめた中国のCGプロダクションが価格を引き上げてきたという事はありますが、それ以上に日本の価格が落ち込んでしまっています。価格に関してのアドバンテージが無くなっている事は良い事ではありますが、痛し痒しといったところです。日本の建築CGの制作状況からいえばパースの価格の殆どは人件費です。設備投資は大した比率になりません。日本が世界でも有数の人件費が高騰している国である事から考えれば、中国と価格が変わらないといういう事は別の意味で異常事態です。
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