2010年5月のコラム一覧

冨田和弘が斬る!建築ビジュアライゼーション業界

第10回:3ds MAXは難しいソフトなのか?

前回まで海外に目を向けた建築ビジュアライゼーションのマクロな話をしてきましたが、今回は建築パースのレンダラーとして「3ds Maxは難しいソフトなのか?」と本質的なミクロな話題に立ち返ります。

本コラムの読者の多くの方はレンダラーとしてMaxをお使いと思いますし、使い手と表現できる方が多いと思いますが、中にはMaxの初心者だったり、今はMaxを使ってないけどいずれは使ってみたいと思っている人もいると思います。中には使ってみたけど難しくて挫折してしまったという方もいるようです。初心者の方で勉強はしているけど難しいと感じている方、結構使っているが表現的に壁にぶつかっている方、はたまた挫折した方などはMaxを難しいと感じているようですが、実際はどうなのでしょうか。

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宋さんの3ds Max キッチンスタジアム〜もう一回、初心から考えよう〜

第3回:鏡面反射光 金属の質感設定<その1>

金属の質感設定

金属の質感というテーマを進めてみましょう。ユーザーさんからの質問の中で、金属設定の質問はかなりの比率を占めます。一般的に金属の質感はIOR値が非常に大きいため、その物体の取り巻く環境がその見え方に大きく影響します。


環境マップがない状態ではどんな形状かもわかりずらい状態


上図のような反射マップを使わずに、現実世界の環境イメージを使うようにしましょう。


でもこんなイメージなかなか入手できない!って方も多くいらしゃると思います。そこでちょっとした環境イメージの作成テクニックを紹介します。

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fieldjamのDesignVizエッセンス

第8回:植栽について(ビルボード)

今回からは植栽を取り上げます。レタッチで貼り込む方法ではなく、3ds Maxでシーンに配置しレンダリングを行う方法について考えてみましょう。その手法は、写真を用いる(ビルボード)/3Dモデルを配置する、という2つに分かれるので、それぞれの特徴を簡単にまとめておきます。第1回目はビルボードについて解説を進めます。

ビルボード 3Dモデル
ポリゴン数 基本的には四角ポリゴンひとつ クオリティによって、数千から数十万、それ以上も。
マッピング画像 全体のカラー画像とマスク画像
それなりのピクセル数が必要
葉、花、樹皮などの部位別に用意
陰影 光の角度によっては不自然 特に問題なし
アニメーション 常にカメラを向くアニメーションを設定しておけば、それなりに見える。もしくは2枚のポリゴンを用いて十字に配置するなどの工夫が必要。 特に問題なし
レンダリングスピード 早い 遅い
主な用途 静止画 アニメーション

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宋さんの3ds Max キッチンスタジアム〜もう一回、初心から考えよう〜

第2回:鏡面反射光 反射レベルを素材の値で管理

■ フレネルの法則を理解する
鏡面反射光とリフレクションと呼ばれる反射の属性は同一のものと説明しましたが、この反射のレベル調整が実は曲者です。ですが、これを理解することで大幅にクオリティをあげることができます。

海岸写真
海岸写真ですが(残念ながらCGではありません)、手前の波打ち際では海底のサンゴ礁がはっきりと見えます。しかし、沖に行けばいくほど、空の青が写りこんで見えなくなります。

ガラスや水などの物体は、視野角によって透明度(実際には反射強度)が変化します。左図の海の写真では波打ち際では、視点からの入射角が大きいため透明度が強くなり、海底が見えます。しかしながら沖に行けばいくほど、視点からの入射角度が浅くなるために透明度が低くなり、空の青だけが写りこんで見えるようになります(海が青いというのは空の色のことですね)。波打ち際に立つと自分の足ははっきり見えるのに、沖で泳ぐ人の体は見えないというのはだれでも経験ありますよね。
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