第10回:3ds MAXは難しいソフトなのか?
前回まで海外に目を向けた建築ビジュアライゼーションのマクロな話をしてきましたが、今回は建築パースのレンダラーとして「3ds Maxは難しいソフトなのか?」と本質的なミクロな話題に立ち返ります。
本コラムの読者の多くの方はレンダラーとしてMaxをお使いと思いますし、使い手と表現できる方が多いと思いますが、中にはMaxの初心者だったり、今はMaxを使ってないけどいずれは使ってみたいと思っている人もいると思います。中には使ってみたけど難しくて挫折してしまったという方もいるようです。初心者の方で勉強はしているけど難しいと感じている方、結構使っているが表現的に壁にぶつかっている方、はたまた挫折した方などはMaxを難しいと感じているようですが、実際はどうなのでしょうか。
第3回:鏡面反射光 金属の質感設定<その1>
金属の質感設定
金属の質感というテーマを進めてみましょう。ユーザーさんからの質問の中で、金属設定の質問はかなりの比率を占めます。一般的に金属の質感はIOR値が非常に大きいため、その物体の取り巻く環境がその見え方に大きく影響します。

環境マップがない状態ではどんな形状かもわかりずらい状態

上図のような反射マップを使わずに、現実世界の環境イメージを使うようにしましょう。

でもこんなイメージなかなか入手できない!って方も多くいらしゃると思います。そこでちょっとした環境イメージの作成テクニックを紹介します。
第8回:植栽について(ビルボード)
今回からは植栽を取り上げます。レタッチで貼り込む方法ではなく、3ds Maxでシーンに配置しレンダリングを行う方法について考えてみましょう。その手法は、写真を用いる(ビルボード)/3Dモデルを配置する、という2つに分かれるので、それぞれの特徴を簡単にまとめておきます。第1回目はビルボードについて解説を進めます。
| |
ビルボード |
3Dモデル |
| ポリゴン数 |
基本的には四角ポリゴンひとつ |
クオリティによって、数千から数十万、それ以上も。 |
| マッピング画像 |
全体のカラー画像とマスク画像 それなりのピクセル数が必要 |
葉、花、樹皮などの部位別に用意 |
| 陰影 |
光の角度によっては不自然 |
特に問題なし |
| アニメーション |
常にカメラを向くアニメーションを設定しておけば、それなりに見える。もしくは2枚のポリゴンを用いて十字に配置するなどの工夫が必要。 |
特に問題なし |
| レンダリングスピード |
早い |
遅い |
| 主な用途 |
静止画 |
アニメーション |