事例紹介

広告販促活動で利用される
デザイン ビジュアライゼーション

凸版印刷株式会社
製品の施工事例ビジュアル
株式会社 3Dスタジオゼロ
所在地:東京都江東区三好1-1-1
創業:2008年6月16日
代表者:代表取締役 石山 信夫
資本金:2,000万円
事業概要:広告販促用3DCGビジュアル制作、商品開発サポート(3Dスキャン/3Dプリンター)、 3Dディスプレイ
http://www.3dstudiozero.co.jp
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質感と高級感を表現した商品ビジュアル
石山 信夫 氏
株式会社 3Dスタジオゼロ
代表取締役
石山 信夫 氏
小藤 準也 氏
株式会社 3Dスタジオゼロ
Director
小藤 準也 氏

  一つの商品が消費者に届くまでには、長い過程がある。各メーカーは市場調査に始まり、商品開発会議やデザイン検討を繰り返して商品を完成させ、適切な時期に販促活動もする。もしもそれら全ての行程を一つの制作会社でサポートできたなら、メーカーにとってはどれほど好都合だろう。
「3D studio zero」はその名の通り、Autodesk® 3ds Max®を使って3DCGビジュアルを制作、また3Dに特化した各種機材や、商品開発に利用されるモックアップを作るための3Dプリンターなども揃え、デザイン ビジュアライゼーションを広くサポートしている。
「始まりは印刷会社の3DCG制作部門としてスタートして、2008年の7月に3Dに特化した企業として分離独立しました。メーカーの商品開発段階のカタログ制作や新商品の広報宣伝、3Dプリンターを使ったモックアップ製作などの物作りのサポートも行っています。 3ds Maxは静止画制作にも動画制作にも使用しています」(石山氏)。
合言葉は「3D自由自在」。 3D studio zeroの成果物はまさにフォトリアル(写真のよう)でありながら、「実写以上」のリアルイメージを目指す。

2D to 3D:いつもフォトリアルを想定している

 「3DCGを始めるきっかけになったのは、懇意にしていただいているメーカーさんのカタログ制作でした。新しいことに積極的にチャレンジされているメーカーさんでもあります。そのお預かりするデータがAutoCADで、連動性を考えて3ds Maxを使い始めました。土日を使って半年間学校に通って、3ds Maxのコースで勉強しました。 3ds Maxはユーザが多いので、いろんな人にすぐ相談できるという点でも恵まれていました」。そう語る小藤氏は、かつて広告写真の画像制作をしていた。
「画を作るときの姿勢は2D制作をやっていたときと変わらなくて、【カメラマンが撮ったらどうなるか】をまず考えます。今でも適当なライティングが分からないと知人のカメラマンにスタジオではどうしているのか聞きます。カメラマンに聞くと、急にそれらしくなるんです。元のマテリアルは変えられないので、ライティングで質感をコントロールしないといけない。画づくりは写真(カメラマンのライティング)からしか想像できない、そうじゃないと決められないんです」。
3ds Maxを使い始めて間もないが、「2次元の力を持っていたので、3次元に行きやすかった」と小藤氏は続ける。
「3ds Maxは撮影スタジオの再現もできますし、オブジェクトIDやZ深度などの要素が書き出せる点も便利です。空気感や柔らかさのようなものが出しやすくて、作りたいと思って取り掛かると、必ず表現できます」。「これまでスタジオやロケで撮影されていたものが、3DCG化されています。今では3DCGで、従来の撮影と同様か、それ以上の品質を要求されています」
(石山氏)。

 3D studio zeroは印刷会社での2D制作からスタートし、3D事業部門として独立。CADデータを使って、商品カタログを作るようになった。 3ds Maxを使うことで表現の領域が3Dになり、CG制作が『撮影ビジネス』に置き換わったという変革である。
「元は写真合成をしていたので、写真をどう見せるのかには自信を持っていましたし、それが一番得意です。ツールの一つとして(アウトプットの仕方が)3次元になっただけなので、ソフトの使い方さえ身につけてしまえば、作れることは確信していました」(小藤氏)。

圧倒的に優れている3ds Max+V-Rayの空間表現
時代はデザイン ビジュアライゼーションへ
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カメラマン的センスを意識しながらカメラアングルとライティングを作り込んでいく。商品を魅力的に見せる演出を施したイメージ写真
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本物の素材を見ながらリアルな質感を作る。

 消費者のニーズは年々多様化し、メーカーでは常にニーズをとらえた少量多品種の商品開発を進めている。商品の購入にあたり消費者が参考にするカタログの制作には、商品をよりわかりやすく、魅力的に感じていただくために、商品写真と商品を使った施工事例写真を制作するための画像制作力が前提である上、メーカーにとって最も重要な商品開発期間を少しでも長くするためには、広告制作の効率化が求められる。
「3DCGを使ったカタログ製作の要望がクライアントからありました。商品カタログでは、消費者にとって商品(例:単体の扉や窓のサッシ等)使用時のイメージをしやすくするために、具体的な施工例を必ず載せます。以前は実際の物件を使うロケや、スタジオなどで撮影をしていましたが、大型の商品を撮影するには様々な制約があり、その準備にも大きな時間と人手が掛かりました。それをCGで制作することで消費者の方によりわかりやすい理想的な施工事例が実現しました」
また毎年増える商品に関しても、3Dの使用により、業務が効率化された。
「撮影時は多くの商品を管理していましたが、CADデータとCGデータになることで管理の効率化が出来、しかも安全に保管できます。従来のようにセットを組む撮影と比較すると環境にもとても優しくて、業務プロセスの短縮化にも繋がりました」(石山氏)。
「以前に制作された商品と同じように見せる時も、CGのライティングデータが残っているので、正確に表現することができます。消費者の方にも、商品ごとの違いを正確に伝えられます」(小藤氏)。
このようにメーカーの商品開発が次々と進む中、消費者に伝わるビジュアル作りを前提として、作業の効率化や環境への配慮を可能にするなど、時代のニーズに合ったデザイン ビジュアライゼーションが、多くの現場で利用され始めている。

3Dだから表現できた商品マテリアル
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静止画用データを元にアニメーションを制作。動かすことで質感をより強調した。
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商品の利用例として住宅外観のCGを制作

 撮影ではカメラ/ライト/スタジオという物理的な制約から出すことの難しい素材感もたくさんある。
「画づくりに関するクライアントからの要求は、とにかく【商品の表面の質感、木目の凸凹感を出してほしい】ということでした。設計部からCADデータと現物素材をお借りして、現物を見ながらトライ&エラーで、3日くらい掛かりました」(小藤氏)。
2Dの図面データから、3DCGで画像を作った。 筋目に合わせて凸凹状態のデータを擬似的に作り、商品自体の質感と、求められた【高級感】を出すことに尽力した。小冊子の制作を進めている途中で、展示会用のムービー制作も決まった。元となる画を3DCGで制作していると、ムービーへの転用もスムーズにできる。
「ムービーは2Dと3Dをうまく混ぜて作りました。スタート部分はフルアニメーションで、トップの質感表現が良かったから、イメージ作りまでエスカレートしていったんです。寄りカットは普通のカメラだと難しいけれど、3ds Maxなら自由に魅力的な表現ができます。メタリックとパールは動画で作らないと表現しきれないものでしたし、BGMも動画に合わせてオリジナルで作ってもらいました。評価はかなり良いものをいただいて、各店舗に配られて、多くの営業現場で利用されたようです」(小藤氏)。両氏は最後に今後の抱負について語った。
「今は広告用の画像制作や、モックアップ製作を単体の仕事としてやっていますが、今後はメーカーさんの商品開発支援に始まり、広報、宣伝まで繋げられるような仕事を増やしていきたいです。プロセスの短縮化やエコロジー、コスト削減が求められている現代で、その実現に応えるためのサービスを、3ds Maxを使って今後も広くサポートしていきます」(石山氏)。
「2Dでこだわっていた【心を込めて】【誠意を持って】という思いがずっとあります。良いビジュアル作りにはそういう思いが欠かせなくて、これからもそういう思いで、より良いものづくりをしていきたいです」(小藤氏)。

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製品開発のサポートサービス 3DCGによるバーチャルモックアップ/3Dプリンターによるモックアップ

【導入製品/ソリューション】

【導入目的】
  • デザイン ビジュアライゼーションによる広告販促用ビジュアル制作のメインツールとして
  • クライアントからの支給データ「AutoCAD」との連動

【導入効果】
  • 従来の広告販促用写真の代替
  • 動画制作などの業務拡大
  • カメラマンの感性を生かした写真作り
  • 大量な製品群を処理する効率性

【今後の課題】
  • 製品開発段階から広告販促段階までトータルなデザイン ビジュアライゼーションでクライアントをサポート
  • さらなる品質向上と効率化

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