Design Visualization Super User Tour 開催
設計・建築の表現は以前に比べさらに高度化、高品質化してきました。コンセプトモデルの時点から複雑になり、そのモデルのプレゼンテーションのためのビジュアル作成を行うことは、容易ではなくなってきています。セミナーでは海外のプロフェッショナルが来日し、最新の海外ビジュアライゼーション動向についてプレゼンテーションを行いました。
デザインビジュアライゼーションの未来
オートデスク メディア&エンターテインメント シニア インダストリー
マネージャ
Chris Ruffo氏よりデザインビジュアライゼーションの未来についてプレゼンテーションが行われました。
「今日、全てのデザインにはストーリが含まれています。これらに
対しての質の高いデザインビジュアライゼーション表現するにはどのようにすればよいか。」ということをテーマとし、アニメーションや映画で使われている手法・技術などが最新の事例と共に紹介されました。
後半は、「デザインビジュアライゼーションの未来」をテーマとし、
3ds Max・Mayaをビジュアル表現だけではなく、デザイン検討に用いた事例、mental rayを照度シミュレーションの検討として
用いる事例などを紹介しながら、オートデスクの製品ソリューショ
ンを通してのワークフロー、そして現在開発中のオートデスクの
テクノロジーの紹介が行なわれました。
User Session ① - Archaus Architects 社
Archaus Architects社 アソシエート IT システム マネージャ の Jason Howden 氏よりユーザープレゼンテーションが行われました。Archaus社は、ニュージーランドを拠点とし商業・工業・住宅問わず様々な建築に携わっています。その中でAutodesk Revit、3ds Max Design を中心ツールとし、Mental Ray・V-Ray・ Maxwell-Renderなど様々なレンダラーを使用しビジュアライゼ ーションを行っています。 3つのレンダリングスタイル「クレイスタ イル」「セミリアルスタイル」「フォトリアルスタイル」を使い分け、写 真合成やモーションキャプチャーなどを合わせて使うことで、より現実に近いイメージをクライアントに提案しプロジェクトを円滑に進めています。またデモリング段階からRevitを用いてBIMモデルを作成することで、デザイン・設計検討の初期からクライアントとプロジェクトに携わることができます。最後に、デモンストレーションとして、Revitで作られたモデルをFBX形式で3ds Max Designにインポートし、Maxwell Renderを用いて最終的なビジュアル表現を行なうワークフローが紹介されました。
ゲストセッション: 日本ヒューレットパッカード株式会社
パーソナルシステムズ事業統括 ワークステーションビジネス本
部ワークステーション・マーケティング部 大橋秀樹 氏よりゲスト・プレゼンテーションが行われました。
ヒューレットパッカードはプロフェッショナル液晶モニタとしてHP
DreamColor を発売しました。HP DreamColorとは映画会社 ドリームワークスSGKとHPが共同で開発したカラーマネージメン
トに関する規格で、10bit対応のグラフィックスと合わせて使うことで10億色フルカラー、Adobe RGB比131%、これまで類を見ない色彩性能を実現することができます。ハードウェアキャリブレーションに対応しさらにHP DreamColor対応のプリンタと組み合わせることで、色の一貫性をいっそう高める事も可能になります。
User Session ② - Smoothe社
Smoothe社 クリエイティブ ディレクター Ximo Peris 氏よりユ ーザープレゼンテーションが行われました。「デザインビジュアライゼーションが主に建築家にとってどのように代わり行くか」ということで、Ximo Peris 氏は、「建築ビジュアライゼーションにおいては、静止画・アニメーション問わずこれま で様に単に描写的ではなく、見る側に想像やイメージ化をさせる ような表現の方向性に向かっている。」と、事例ともとにアピールいたしました。 前半は、「言葉の変化」「プロセスに追従する想像力」という2つのキーワードをテーマに 様々なメディアにおけるデザインの表現 方法・言葉の変化、プロセスの方法について紹介が行なわれました。アートイメージからインスピレーションを得ることで、魅力的 なビジュアライゼーションを表現することが可能になります。また、アニメーションからはストーリに限らずカメラの使い方、動き方など様々な要素の表現方法を学ぶことができるのです。 後半は、Smoothe社の事例と合わせて映画・アニメーション作品を取り上げながら具体的なプロセス変化への対応方法について話が行なわれました。













